現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「コンパクトミニバン」が絶好調! 「オシャ」で「カワイイ」だけじゃない! なぜ「シエンタ」は人気を集め続けるのか

ここから本文です

トヨタ「コンパクトミニバン」が絶好調! 「オシャ」で「カワイイ」だけじゃない! なぜ「シエンタ」は人気を集め続けるのか

掲載 30
トヨタ「コンパクトミニバン」が絶好調! 「オシャ」で「カワイイ」だけじゃない! なぜ「シエンタ」は人気を集め続けるのか

■オシャレでカワイイだけじゃない! 「シエンタ」人気の本質とは

 2022年8月のモデルチェンジ以来、トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」の販売が好調です。
 
 自販連調べによる2023年(1月~12月)の販売ランキング(軽除く)は、第3位(13万2332台)に位置するなど、常に安定した売れ行きを維持し続けていますが、そんなシエンタが根強く支持される理由はどこにあるのでしょうか。

【画像】めちゃカッコいい! トヨタ「“人気あり過ぎ”ミニバン」を画像で見る(30枚以上)

 日本の狭くて入り組んだ道路環境にマッチするよう、小さなボディにユーザーが求める価値を詰め込んで作り上げた“スペース効率の高いクルマ”が、近年ますます支持を集めています。

 そうした中でも、家族の生活に寄り添うキラリと光る大ヒット車が、トヨタで最もコンパクトなミニバン「シエンタ」です。

 シエンタは2003年、小粋でユースフルな7人乗りの3列シート車として登場。丸目のヘッドライトの親しみやすいファニーフェイスが特徴でした。

 しかし2代目が2015年にデビューした時は、エクステリアデザインは個性派路線にシフト。トレッキングシューズをモチーフとしたユニークなカラーコーデが目を引く存在感抜群の一台に進化しました。

 その後、2022年に現行モデルとなる3代目シエンタが登場。

 どこかヨーロッパの風を感じさせるこなれ感満点のスタイリングと、ニュアンス色を採り入れたボディカラーとの組みあわせで、家族の日常をお洒落に彩る存在として注目されています。

 3列シートの7人乗り、または2列シートの5人乗りが選べますが、ボディサイズは全長4260mm×全幅1695mm×全高1605mm。5ナンバーサイズがキープされたことは、同じトヨタのミニバンでも、「ノアやヴォクシーではサイズが大きすぎて、扱いきれるか不安」と思う人たちにとって、ありがたい進化といえるでしょう。

 なかでも、今回のシエンタで最も注目して欲しいのが小さなクルマを欲張りに使いこなすインテリアです。

 車内に乗りこむと、ガラスエリアが広く確保された明るい空間が。

 内装色はキリリと引き締まった雰囲気を演出するブラックのほかに、メーカーオプションとして、暖色系ブラウンのお洒落な生地をあしらったフロマージュを用意。車内がモダンリビングを彷彿とさせる空間に格上げされた印象です。

 先代からの大きな進化ポイントとしては、ドリンクホルダーや各部の収納装備にプラスして、快適に過ごせる工夫が満載なこと。

 インパネに内蔵されたディスプレイはスマホの地図アプリと連携して、道案内も可能ですし、音楽アプリを活用すれば、ドライブする場所や気分に応じて、ストリーミング再生でBGMを選ぶこともできます。

 また、スマホの充電に欠かせないUSBソケットはType AとType Cを用意。ハイブリッド車の場合、低燃費で走れるだけでなく、AC100V 1500Wのアクセサリーコンセントを付けることも可能です。

 エンジンを掛けてガソリンを電気に変換できるため、ガソリン満タンの状態なら、家庭用の約5.5日分の電力(消費電力400W時)の供給が可能です。

 同時に使用する電力の合計が1500Wまでであれば、ドライヤーや炊飯器などの家電をそのまま使えるので、非常時やアウトドアで活用できる点で安心できそうです。

■「シエンタ」は日本のユーザーの悩みを「全て解決」してくれる存在!?

 シエンタは、シートアレンジにもこだわりがあります。

 日常の足として、狭い道でもプレッシャーが少なく走らせやすいシエンタですが、ミニバンとして多人数乗車ができる一方で、使うシーンに応じた多彩なシートアレンジができるようになっているのです。

 3列シート車の場合、2列目と3列目は左右の座席が独立式で畳むことが可能。手順としては、まず、2列目の背もたれを折りたたんで座面ごと前方に立ち上げ、そこに出現した広いフロアに3列目のシートを畳んで格納すると、ママチャリや長尺物を載せられる荷室空間が出現します。

 その状態から2列目を元の位置に引き戻せば、2列5人乗り+広い荷室空間という間取りに。

 後ろに生まれた広いフロアに、ペットのケージやアウトドア用品などをたくさん積み込めるスペースが生まれる機能性は重宝されそうです。

 また、ヘッドレストを引き抜いて1列目の背もたれを倒し、2列目と繋げれば、出先にクルマを停めて、足を伸ばしてくつろげるフロントフラットモードにすることも。

 両サイドにあしらわれたパワースライドドアは、リモコンキーを携帯している状態で外側からドアの下に足をかざすと自動的に開く仕組みが採用されました。

 お子さんを抱きかかえてクルマに戻ってきた時や両手が荷物で塞がっているときなど、ストレスなく車内にアクセスできるので重宝しそうです。

※ ※ ※

 このように、小さなクルマを広く使いこなせるシエンタの高い機能性は、日本の環境下におかれたユーザーの困りごとや潜在的なニーズを真摯に捉えて生み出されたクルマといえます。

 それ以外にも、衝突リスクを低減し、快適なドライブをフォローする「トヨタセーフティセンス」の多彩な機能、駐車支援を行う「アドバンスト パーク」など、小さいクルマであっても妥協せず、安心してカーライフを送れる高度な運転支援機能が用意されていることも、素晴らしいポイントです。

こんな記事も読まれています

ホンダの「元祖3列ミニバン」に好評価! どこか懐かしい「カクカクデザイン」は女性ウケ抜群!? リアルな「オーナーの声」を聞いてみた
ホンダの「元祖3列ミニバン」に好評価! どこか懐かしい「カクカクデザイン」は女性ウケ抜群!? リアルな「オーナーの声」を聞いてみた
くるまのニュース
トヨタが新型「シエンタ」発表! 約199万円からの“小型ミニバン”なぜ人気? どんな人が買う? 発売直後の反響は
トヨタが新型「シエンタ」発表! 約199万円からの“小型ミニバン”なぜ人気? どんな人が買う? 発売直後の反響は
くるまのニュース
トヨタ新型「シエンタ」発表! 人気の“コンパクトミニバン”が進化! 上品ホワイトやオシャ2トーンも追加された多彩なバリエーションとは
トヨタ新型「シエンタ」発表! 人気の“コンパクトミニバン”が進化! 上品ホワイトやオシャ2トーンも追加された多彩なバリエーションとは
くるまのニュース
ホンダ新型「フリード」発売へ! 最新コンパクト「3列ミニバン」は専用開発の「ボディカラー」も必見! めちゃオシャ「新ベージュ」は必見の価値!
ホンダ新型「フリード」発売へ! 最新コンパクト「3列ミニバン」は専用開発の「ボディカラー」も必見! めちゃオシャ「新ベージュ」は必見の価値!
くるまのニュース
レクサス新型「最高級ミニバン」1500万円の“6座仕様”発売! なぜ“4座仕様”より500万円も安いのか?
レクサス新型「最高級ミニバン」1500万円の“6座仕様”発売! なぜ“4座仕様”より500万円も安いのか?
くるまのニュース
ホンダが新型「小型”ミニバン”」初公開! “対抗馬”トヨタ「シエンタ」が持つ「新フリード」にはない“強み”とは
ホンダが新型「小型”ミニバン”」初公開! “対抗馬”トヨタ「シエンタ」が持つ「新フリード」にはない“強み”とは
くるまのニュース
まるで「動くホテル」 広くて快適な“フラット空間”で大人も余裕で寝られる! 「車中泊にオススメ」の国産車3選
まるで「動くホテル」 広くて快適な“フラット空間”で大人も余裕で寝られる! 「車中泊にオススメ」の国産車3選
くるまのニュース
トヨタ新型「商用バン」登場! 斬新大口顔に6速MTもアリ!? 人気ある“プロエースシティ”仏で刷新、日本での反響は?
トヨタ新型「商用バン」登場! 斬新大口顔に6速MTもアリ!? 人気ある“プロエースシティ”仏で刷新、日本での反響は?
くるまのニュース
ホンダ「新型コンパクトミニバン」登場! 8年ぶり全面刷新ですでに「注文殺到」か カクカクデザインד上質内装”の新型「フリード」 販売店の反響は?
ホンダ「新型コンパクトミニバン」登場! 8年ぶり全面刷新ですでに「注文殺到」か カクカクデザインד上質内装”の新型「フリード」 販売店の反響は?
くるまのニュース
スズキ新型「軽SUV」まもなく登場!? めちゃオシャな「謎のタフ仕様」は次期型「スペーシアギア」か! 新型「“アウトドア系”スペーシア」とは
スズキ新型「軽SUV」まもなく登場!? めちゃオシャな「謎のタフ仕様」は次期型「スペーシアギア」か! 新型「“アウトドア系”スペーシア」とは
くるまのニュース
ホンダ「フリード」なぜ売れている? 「8年ぶり全面刷新」“新型”に期待も「現行モデル」が大健闘! ホンダ主力ミニバンは何が人気なのか
ホンダ「フリード」なぜ売れている? 「8年ぶり全面刷新」“新型”に期待も「現行モデル」が大健闘! ホンダ主力ミニバンは何が人気なのか
くるまのニュース
レクサス新型「小さな高級車」実際どう? 全長4.2m級で“めちゃプレミアム”!? 「使って」わかった「LBX」の価値とは
レクサス新型「小さな高級車」実際どう? 全長4.2m級で“めちゃプレミアム”!? 「使って」わかった「LBX」の価値とは
くるまのニュース
ホンダ新型「“ミニ”ステップワゴン」初公開!? 大人気「コンパクトミニバン」8年ぶり全面刷新! フリード&ステップワゴン“共通性”持った理由とは
ホンダ新型「“ミニ”ステップワゴン」初公開!? 大人気「コンパクトミニバン」8年ぶり全面刷新! フリード&ステップワゴン“共通性”持った理由とは
くるまのニュース
日産「3列シートSUV」まるで高級車な豪華内装がスゴい! 上質すぎるインテリア採用した「主力SUV」とは
日産「3列シートSUV」まるで高級車な豪華内装がスゴい! 上質すぎるインテリア採用した「主力SUV」とは
くるまのニュース
スバル「新型レイバック」がスゴい! 新たな“都会派SUV”はタフ×上質デザインなのに割安!? 新SUVの魅力とは
スバル「新型レイバック」がスゴい! 新たな“都会派SUV”はタフ×上質デザインなのに割安!? 新SUVの魅力とは
くるまのニュース
400万円未満! トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! 「欲しい」反響多数 タフ顔&高級内装で標準装備モリモリ「イノーバ ハイクロスGX O」印に登場
400万円未満! トヨタ新型「“SUV”ミニバン」発表! 「欲しい」反響多数 タフ顔&高級内装で標準装備モリモリ「イノーバ ハイクロスGX O」印に登場
くるまのニュース
発売1年で約7万台! ホンダの新型「シビックSUV」高級感&爽快な走りが人気に!「ZR-V」納期短縮ですぐ手に入る!?
発売1年で約7万台! ホンダの新型「シビックSUV」高級感&爽快な走りが人気に!「ZR-V」納期短縮ですぐ手に入る!?
くるまのニュース
“ジムニー顔”の新型「軽SUV」公開!? タフすぎるスズキ新型「スペーシアギア」登場か? スタイル一新した姿とは?
“ジムニー顔”の新型「軽SUV」公開!? タフすぎるスズキ新型「スペーシアギア」登場か? スタイル一新した姿とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

30件
  • sas********
    「オシャ」とか使う人を、自分の周りでは聞いた事ありません。
  • kbg********
    趣味バンのファンカーゴ的なモデルがまた出ないかなー?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5323.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.81167.1万円

中古車を検索
シエンタの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

199.5323.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.81167.1万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村